SINGLE
シングルパルスモードにします。

N88Basic での例
 PRINT @1;"SINGLE" @



DOUBLE
ダブルパルスモード

N88Basic での例
 PRINT @1;"DOUBLE" @



CPW <時間
コムパルスの幅を設定します。

N88Basic での例
 PRINT @1;"CPW 10ms" @



CPI <時間
コムパルスの間隔を設定します。

N88Basicでの例
 PRINT @1;"CPI 10ms" @



CPN <整数>
コムパルスの個数を設定します。

N88basicでの例
 PRINT @1;"CPN 3" @



CPQ <整数(位相)
コムパルスの送信位相を設定します。

N88basicでの例
 PRINT @1;"CPQ 0" @



USECOMB <整数>
コムパルスのON・OFFを行う。

N88Basicでの例
 PRINT @1;"USECOMB 1" @

設定値意味
コムなし
0以外
コムあり



FPW <時間
ファーストパルス幅の設定を行う。

N88Basicでの例
 PRINT @1;"FPW  120us" @



FPQ <整数(位相)
ファーストパルスの送信位相を設定します。

N88Basicでの例
 PRINT @1;"FPQ 0" @



SPW <時間
セカンドパルスの幅を設定します。

N88Basicでの例
 PRINT @1;"SPW 1.2ms" @



SPQ <整数(位相)
セカンドパルスの送信位相を設定します。

N88Basicでの例
 PRINT @1;"SPQ 2" @



TJ  <時間
コムパルスのたち下がりから、ファーストパルスの立ち上がりまでの時間を設定します。

N88Basicでの例
 PRINT @1;"TJ 4.56S" @



τ(TAU)  <時間
ファーストパルスの中点と、セカンドパルスの中点までの時間を設定します。

N88Basicでの例
 PRINT @1;"T2 23uS" @



ADOFF <時間
ADトリガーの出力位置の調整を行います。
負の値:前に出力します。
正の値:後ろに出力します。

N88Basicでの例
 PRINT @1;"ADOFF  -10us" @



ADTRG <整数>
N88Basicでの例
 PRINT @1;"ADTRG 1" @

設定値意味
FIDの位置
0以外
スピンエコーの位置



TRGOUT <整数>
TRG.OUT 出力パルスの出現位置を設定します。

N88Basicでの例
 PRINT @1;"TRGOUT 0" @

設定値トリガー位置
コムの先頭
コムの終了
ファーストパルスの先頭
セカンドパルスの先頭
AD.TRGと同じ位置



EXTTRG <整数>
外部トリガー入力の設定をします。

N88Basicでの例
 PRINT @1;"EXTTRG 0" @

設定値意味
外部トリガー無効
0以外
外部トリガー有効



BLANK <時間
休止時間または、繰り返し時間を設定します。

N88Basicでの例
 PRINT @1;"BLANK 1s" @



LOOPMODE
BLANKで、指定した時間を繰り返し時間とみなします。

N88Basicでの例
 PRINT @1;"LOOPMODE" @



WAITMODE
BLANKで、指定した時間を休止時間とみなします。

N88Basicでの例
 PRINT @1;"WAITMODE" @



START <整数>
パルス出力を行います。整数値は積算回数です。値が0の場合は、無限に出力します。出力が終わったらSRQを出力します。

N88Basicでの例
 PRINT @1;"START 10" @



STOP
パルス出力を停止します。

N88Basicでの例
 PRINT @1;"STOP" @



SAVER <整数>
スクリーンセーバーを設定します。
整数値を秒数と見なします。 3分なら、180と設定してください。
0を指定した場合、スクリーンセーバーは効かなくなります。

本装置は、キーボードによる操作が一定時間行われない場合に、LCDと、バックライトを停止します。GPIBによる自動運転時に定期的に表示を行いたい場合に、このコマンドを実行すれば、確認を行うことができます。

N88Basicでの例
 PRINT @1;"SAVER 300" @



ISRUN?
パルスを出力しているかどうか調べます。
STOP, RUNのいずれかを出力します。

N88Basicでの例
 PRINT @1;"ISRUN?" @
 INPUT @1;A$

読み出し値意味
STOP
停止中
RUN
出力中



時間について
時間の表現方法は次の通りです。

時間表記方法
3.45秒
3.45s
100ミリ秒
100ms
90マイクロ秒
90us



送信位相について

CPQ、FPQ、SPQコマンドでの引き数は、整数値です。
このとき送信位相は、

整数値送信位相
0
+X(0度)
1
+Y(90度)
2
−X(180度)
3
−Y(270度)

となります。



TLK



LSN



SRQ



GPIBアドレスについて
GPIBのアドレスは本体背面のディップSWの1〜5を変更します。

SW1SW2SW3SW4SW5アドレス
100001
010002
1111131

またGPIBのデリミタについては下記を参照してください。

SW7SW8デリミタ
00CR+LF
10CR
01LF
11EOI